SPACE-U

 

紙・黒鉛・言葉

福田尚代展

 

──そなた舞い 歌うよ詩人 辞書うたう 今だ謎──

 昨年に引き続き上の回文がもとになって着手した作品の第二回目の展示である。
 広辞苑の一ページ、一ページを塗りつぶすことで闇の中に意味と響きがあることが示唆される。塗り残された処は、相対的に発光していることになるが、このはたらきの彼方に居る福田の脳内の発光と意識するを浮き彫りにしている。「祈り」がそこに在る、というような作品の途中に立ち会うことは、自意識の成長を照らす鏡となるだろうか。

 

2006年2月10日(金)〜2月25日(土)
12:00〜22:00

 

 

 

 

 

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