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「我、死する時」
春山節子
闇の中で発光する言葉が床に置かれた天と地という言葉と結ばれるとピラミッドの内部に居るようなイメージが膨らむ。春山節子の霊体がそこに居て「我、死する時」以下の内容を述べると響きはこの言葉と共に発光するかのように思われた。
「我、死する時」
魔女達は悦楽の炎の中に身をゆだね、私の命をつまみに祝宴をくりひろげる。
オー神よ、わが命は悲鳴を上げながら、はじめての口づけのように震えている。
そして私の中に口をあけた深淵が大きくなるのを感じる。その深淵は私の心、 命よ、おろかな偽善者達に負けないでおくれ。あなたは未来永劫自由だ!

 

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