SPACE-U

「連」
相田朋子
「連」は、二枚のカードに命から連想される言葉を記し、一枚は宇宙の小箱に、もう一枚は宇宙の封筒に入れて、予め吊してあるモノと交換し持ち帰る、言葉で繋いでいく作品である。
表現するのは何故かと尋ねられたら大宇宙に向かって絶えず今の想いをうち明ける快感に突き動かされてきたと答えるだろう。相田が創造した宇宙の小箱の蓋を開け言葉を入れることは、まさにこれを体現している。同様に宇宙の封筒に入れるのも、この想いで満たされる。誰かの想いを大宇宙が受け止め小さな種(命)を宿す、種は未出現、そこから訪れる響きはどんな花を咲かすのか想像はふくらむばかりである。

 

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