花づくし
2006年1月7日(土)18:00〜
2004年11月11日〜2005年2月24日の日程で「愛」を企画した。 この展のイベントのひとつとして2004年12月11日(土)15:00〜「愛」樹祭り(いつきまつり)を執り行った。十四年間SPACE-
を見守ってくれたシャラの木が枯れ、この木と新たにお迎えした百日紅を樹(いつき)祭ったのである。
百日紅は翌年七月には花をつけ始め根づいたことを知らせてきた。
樹祭りから一年とひと月が過ぎ、樹とヒトの意識の交感をさらに重ねていこうと思う。「命」花づくしに込められた想いは、百日紅とここ
に集ったヒトの祈りがひびき愛、やがて互いの界に虹の橋を架けることになるだろう。
予め和田文江さんによって上しん粉が捏ねられ棒状になっている。これを集った全員でちぎって団子状に丸めていく。こうして出来上がった繭玉をゆであげている間に、鈴に金糸を通しておく。
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- 百日紅にお供えする繭玉と鈴
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ゆであがった繭玉と鈴をひとりひとつずつ百日紅の枝にお供えしてから、残りを全員で供える。新年の事始め(はな)に花がそえられ百日紅を愛でる。
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- 繭玉と鈴が枝に供えられていく
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全て供え終わったところで十七の火を点す。ひとりひとりの祈りを全員で祈りながら一周する。風が冷たく火がすぐに消えてしまう。何度も点しながらとりあえず一回りできたのだが、これをどう読み解くかは、居合わせた皆様にお任せする。
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- 十七の火を点して祈る
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